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第4回全国大会
開催要項
 

 


 




スポーツスキルの学習

だれでも経験することですが、新しいスポーツや動作を習うとき、習いはじめはどんどん上達し、レッスンが待ち遠しくなるほど楽しみを覚えます。(皆さんも経験があるかと思います)しかし、ある程度の段階に到達すると、どんなに練習しても目にみえるような上達が期待できなくなります。古くから”十年剣を磨く”とか”一念巌も通す”といった修行における格言もありますが(筆者も含め体育屋さん系の指導者はみんな大好き?)、指導者が正しくスキル向上について理解・実践することが「有意義なレッスン」を日々実践するうえで最も肝要と考えます。スポーツスキルの向上には様々な要件が考えられますが、ここではアメリカの研究者たちが何とかスキルの学習段階を確立できないかと、提案したものを紹介します。

「スキルの向上」を定義すると、運動の際に、
1.エネルギーを効率よく使えるようになる。
2.運動をあやつる神経コントロールが促通される。
3.力学の法則を効果的に使えるようになる。ということになるます。
(スポーツと生理学・化学・物理学などはとても相性のいい学問といえますね)
これらを効果的に向上させるべく提案された「スキルの学習段階(8段階)」を紹介します。

(1) 知覚する:しようとする動作における身体の位置、姿勢や動作の様式などを感覚受容器を通して認知、理解する。(先生のお手本を頭に入れる段階ですね)
(2) 模倣する:知覚の結果より、動作様式を実際にやってみる。(お手本の通りに”まね”をする段階ですね)
(3) 様式化する:動作の様式を完成させる為に、連続にしかも調和のとれた方法で動作を反復する。(動作を繰り返し練習する段階ですね)
(4) 適応する:様式化した動作を特殊な課題に応じて変化させる(音楽やリズムに合わせる。またはグループで協調しながら動作を獲得する段階ですね)
(5) 洗練する:様式化した動作を遂行するにあたって、円滑な効率のよい調整能力を獲得する。(余分な動きを排除したり、時間的・空間的な位置関係を獲得する段階ですね)
(6) ある動作様式を遂行するときに、特異的な、あるいは新しい動作様式採用または考案する(動作をアレンジする段階ですね)
(7) 即応する:環境の変化に対して、新しい動作様式もしくはそれらの組み合わせで即座に対応する(動作の先読みを完成させる段階ですね)
(8) 構成する:特異的な動作様式を計画または創造する。(これでスキルが向上します)
   

まとめ
 スキル向上段階を並列に8つ並べましたが、筆者の持論として、子どもたちに対しては(1)(2)の段階が肝要になってくると考えます。子どもたちは先生が示すお手本を細部にわたって鮮明にイン・プリンティングし、それを再現しようと努力します。摺り込まれたお手本の動作は頭の中で何度となく繰り返され、さらに自分なりに工夫を凝らしていくことになります。お手本を示す指導者に「待った」「もとい」はありえません。常に安定した心構えで、クオリティーの高いスキルを提供する必要がありますね。

Keep it going and Please enjoy with us!      02.11/2 編集部








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